Case 01
図面に表れないこだわりを、形にする。
── 桐山製作所様「桐山ロート」開発ストーリー
【お客様プロフィール】
会社名:有限会社 桐山製作所 様
創業:1948年(昭和23年)
事業内容:理化学実験用硝子器具・その他試験機器の製造
所在地:東京都荒川区東日暮里2-31-11
1.「品質の桐山」── 研究者に愛され続ける老舗ブランド
「品質の桐山」── 理化学業界に身を置く研究者なら、一度は耳にしたことがあるはずです。
1948年(昭和23年)の創業以来、桐山製作所様は理化学実験用硝子器具の専門メーカーとして、大学・研究機関・企業の研究者を支え続けてこられました。その中でも代表製品「桐山ロート」は、桐山ブランドの象徴であり、まさに「桐山様の魂」とも呼べる存在です。
ハリオサイエンスは、この桐山ロートの製造パートナーとして、長年にわたり桐山様のものづくりに伴走してまいりました。
2.「図面には表れない、内面のミゾの設計」
桐山ロートの最大の特徴は、濾過効率を徹底的に追求した「内面のミゾ形状」にあります。ロート内面に計算された溝が刻まれていることで、濾紙との接地・空気の抜け・液の流れの全てが最適化されています。
しかし、この「ミゾの形」は、図面だけでは表現しきれない領域です。何ミリの深さで、どんな角度で、どの密度で配置するか── 設計図に書ききれない無数の選択が、ロート1つの完成度を決めます。
「図面には表現できない、桐山様のこだわりが含まれているのが、桐山ロートです」
ハリオサイエンスでは、桐山様のご要望を一つひとつ伺いながら、金型の修正・試作を何度も繰り返してまいりました。

3.「Japan品質」を支える、国内一貫生産
理化学ガラス器具の業界では、海外生産による品質のばらつき・納期の不透明さ・最小ロットの大きさが、メーカー各社の悩みとなっています。
ハリオサイエンスは、茨城県古河市にある国内工場で、原材料の溶解から成型・加工・検査まで一貫して行っています。
■ 試作から量産までスピーディーな対応
国内工場のため、打ち合わせ・試作・改善のサイクルを短期間で回せます。
■ 生産条件が合えば小ロット生産も可能
「海外発注のロットが大きすぎる」というお悩みにも、柔軟に対応します。
■ 安定した品質をお届け
HARIO Glass®(H-32)の安定供給により、研究者の手元に届くまでの品質を担保します。
4.これからも、桐山様と一緒に。
ハリオサイエンスにとって、桐山製作所様とのお取引は、単なる「受発注」ではありません。研究現場の声を桐山様を通じて受け取り、製造の現場に活かす── そんな対話を、これからも続けてまいります。



